エスニック雑貨(アジアン雑貨)直輸入のお店  〒 547-0026 大阪府大阪市平野区喜連西5-4-17 TEL&FAX 06-6790-0123
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ネパール3日目。今日はポカラへ移動。

サムサラリゾートで荷物を預けて軽装で出発!!

カトマンズ空港のドメスティック、何もないターミナル待合室。

ヤッティ航空でポカラまで1時間。出発時刻になり、ゲートを抜け、歩いて待機場へ。

 



小型セスナのちょっと大ぶり。

20人くらい乗れる小型プロペラ機。大丈夫かなと思いながら、覚悟を決めて乗り込む。

自由席、一番後ろの席の窓側へ。これが偶然大当たり!!

10分ほど待ってやっと出発かと思いきや、一向にエンジンがかからない。


  コックピットに2〜3人出入りして何かもめている様子。

その後訳も分からず、降ろされる。

欧米人はぶつぶつ言いながら、苦笑い。


1時間半ぐらい待って、再び乗り込む。

みな前と同じ席に座り、ピーナッツを配られ、やっとエンジン始動。

ジェットとは比べ物にならない速度で、テイクオフ。

 



やっと飛び立ち警告ランプが消えると雲の上。すると窓の外から素晴らしい景色。


  するどくきれこんだ山々。西洋人が雄たけび〜。

あぁ!これがヒマラヤ連邦かと気づく。

ほんの5〜10分位の景色だが、日本ではお目にかかれないだけに感動する。

お金があればヘリでヒマラヤ周遊も素晴らしいだろう。

ポカラ空港も閑散として、小さい空港だった。

  すぐホテルへ向かうタクシーに乗り、到着してチェックイン。

また荒行に挑もうとロビーに降りてきた所で、ホテルフロントマンにつかまる。

「どこに行きたいんだ?」

「今は散歩、しかしサランコットには行きたい」

サランコットとは小高い山の上で、ヒマラヤ連峰を望むのにはベストなビューポイントらしい。

それなら20$で明日の朝連れて行ってやるという。

 

 

 翌朝、5時にモーニングコールされた。

  外は真っ暗、どしゃぶりの雨当然中止だなと思いきや、今から行くという。

見えるのかと聞いたら、わからねぇという。。

何とまあ適当なことか。

でも20$をあきらめたくないらしく、絶対に行くとドライバーが言う。

まぁそれはそれで楽しくて、何か新しい発見でもあるかと思い、出発した。。。 

真っ暗な道を車で駆け上がること40分、山の中腹についた。

  ここからは、1人で歩いてあがれという。

訳の分からぬまま、どしゃぶりの雨の中、くそ寒いのを我慢してとぼとぼ石段を上がっていく

「そこは、すべります。こっちです」

どこからともなく、イントネーションのおかしい日本語が声をかけてくる。

20才過ぎくらいの笑顔の青年、私にピッタリよそおい、天次早に話しかけてくる。

どうも、日本語を勉強している青年らしい。

頂上に立ち、見えないヒマラヤを指差して教えてくれる。雨は一向に降り止まず、寒さもそろそろピークになってきた。

すると、その少年が

「お茶飲みますか」

と言って登山道脇の小屋へ案内してくれた。

そこには、お父ちゃん・お母ちゃん・かわいらしい娘さんの3人でチャイをお客に振舞っていた。

 差し出されたチャイは、とても甘くてあたたかくて、おいしかった。

普段コーヒーしか飲まない私にも、価値観がかわるほど、生き返るチャイだった。

またこのチャイをいただくためだけでも、サランコットに行きたいくらい素晴らしかった。

 

ようやく、少し空が白み始めた。

 

少しでもヒマラヤが見えないかと、かすかな希望を持ってもう一度頂上へ。

やはり、山のふもとの集落しか見えない。

気分がブルーなときにもおかまいなしに、あの日本語青年は話しかけてくる。

しまいに、中腹の方を指さして、

「あの青い屋根は私の家です」

て言ってきやがる。

知るか!! そして、あきらめもついた所で帰る、と青年に言うとあわてて、紙筒を出してきた。

このサランコットから眺めるヒマラヤの山々の写真だ。

  あぁ、これが売りたかったのかと理解して値段を聞くと結構高い。

「もう少し負けろ」と言って買ってあげた。

そして、下山の途中、今度はガイド料をくれと言い出す。

ヒマラヤは拝めないは、頼んでもいないは、しまいには自分の家を教えるは、腹が立って少し怒鳴ってやった。



「私は日本語を勉強する学費がいるんです」

などと懇願してくるが、相手にせず車に乗り込む。

同じやつらが4〜5人集まってきて恨めしそうに私の車をにらむ。

まぁなんとも、東南アジア独特の気持ちにさせられたサランコットツアーでした。。

ポカラからカトマンズ、タメル地区に戻り、このネパール買い付けツアーの最終日。

今日はルートを決めて、主要な場所(タヒティーチョーク・アカシュバイラブ寺院・タルバール広場など)を観光も兼ねて、まわろうと思う。

やはり、ヒンドゥー国家だけに寺院の壮厳さは素晴らしい。。

特に寺院の頂き部分に描かれているブッダ・ズ・アイは四方をにらみ、人々を見つめ戒めているようだ

そのルートは、まさに観光客通りとでも言うべく、おそろしい人ごみだ。

タメル地区をぬけると、道端でヤギや豚の解体をしていて、異臭がつらい。

少しずつは慣れてくるものの、土ぼこりと動物の生臭さと、蒸し暑さで完全に日本人らしさを失い、現地の人々と同じようなみすぼらしいダラダラとした現地人になっていく。。

それにしても、カトマンズに入ってからひどく気になることがある。


  それは、男同士のアベックがすごく多いことだ。。

もともと、女性はあかぬけた姿で街にあまり出歩けないくらいのシキタリは頭の中にあったのだが、なぜ男同士がこれほど多いのだろう。。

男同士と言っても、完全にアベック風だ。

指をからめて、手をつなぎ、2人の体をピッタリとくっつけ、そして楽しそうに似たもの同士が笑顔で歩いている。

とても異様さを感じるのだが、周りは何も不思議がらないようで、あれは何だろうと、ずっと疑問だった。

とても仲良しの友達なのか、それともやはり、ホモやゲイの関係なのか、ネパール入国以来ずっと頭の隅に残っていた。。

 

ようやく、目的地のダルバール広場に着いた。

日差しはすっかり天頂から厳しくふりそそぎ、水ばかりのみ、食欲もなく、体力的にもそろそろピークだなと思いながら、素晴らしい寺院の前の日陰に座り込む。


観光客はカメラのアングルで必死!!

ネパール人は、その観光客の財布を目当てに客待ちをする。

あと一週間あれば、絵心のない私でも絵を描くべきだと思えるほど、立派な歴史を感じる寺院の数々だった。

もう一度、見に来ることを心に誓って、ダルバール広場を後にする。

大体、買い付けも済み、今日の夜は少し良い所で食事をしようとレストランを探しながらぼちぼち歩いて帰る。

日もすっかり暮れ、タメル地区に戻ってきて、大音量の生バンドの演奏が聞こえてくる。

どこだろうとキョロキョロ探しながら、今日の夕食にしようと決めた。

 
 

この店だろうと路地を抜け、2階へあがり席に着く。

オープンテラスで道行く人々を見渡せる、とてもいい席があいていた。

「あれ!?バンドがいない。。ここじゃないの〜?」

  と思うまもなく、店員がメニューを持ってくる。

しまった!!と思いつつ、道をはさんだ向かいの店の2階がライブハウスだった。

「あーあ、しまった」

と思うものの、音はしっかりと聞こえて混雑しないなかで、ゆっくり食べれるのもいいかと考え直す。

アメリカの音楽やビートルズが心地よく流れ、ビールが美味い!!

しかし、料理は・・・。少し得した気分でレストランを後にしてホテルへと向かう。

 

 

明日は、出国。 最後の夜にもうひとつやり残していることがある。それは、約束した、あの初日に入ったアートギャラリーの絵の件だ。

絵をこれまで何日も思い返し、本当に欲しいかどうか何度も自問自答してきた。

  この期におよんで、まだ答えは出ていない。このまま無視して帰るか、もう一度訪ねて、絵に会いに行くか。

やはり、知らず知らずに足は向かっていた。。

でも、時間も遅いし閉店していれば少しあきらめもつくのだが。

 



  確か、この通りの左側とインフラ整備の整わない、ガタガタの道を歩き


「あった!やっている」

なぜだか、少しブルーになって、おそるおそる入ってみた。

やはり、あの時と同じ店員で、すぐに思い出したみたいだ。

 再開した絵を正面でじっと見つめ、腹を決めた。。

決めたつもりが、その絵の横の絵もとても気に入ってしまった。。

考えて悩んだあげく、ディスカウントしてもらって、2枚買おう。

店員と交渉に入る。

しかし、手ごわい。思うようにいかない。


なおかつ、ルピーだけでは、持っているお金が足りない。

日本円で足りない分を補うと言うとOKだという。

しかし、法外な換算レートで割りにあわない。

一生懸命にレートを説明するが、どうも、日本円に弱いらしい。

何度も押し問答をしているうちに、ついに頭にきた。。

「もういらない。。何にもいらない。。帰る!!」


と言って席を立ち帰ろうとすると、店員も必死の形相。

店先までずっと追いかけてきたが、もう頑として買わない。

少し悲しいやら、腹立たしいやら、でなんとも複雑な気分のまま、旅の終わりを迎えてしまった

今日は朝早くから、朝食を済まし、荷造りに精を出す。

国際郵便で発送はせず、買い付けたものは全て荷物で持って帰るからだ。

 
大きなスーツケースにぎっしり、もう1つのバッグも機内持込制限ぎりぎりの大きさいっぱいいっぱいの荷物だ。。

X線検査を受けて、空港税を払い、預けるスーツケースの手続きをして、大きなバッグ1つを持って、2階の搭乗口に向かう。

最後に検兵のような土色の制服を着た検査員に手荷物検査をパスしてサヨナラだ。

 

  しかし・・つかまった。。

 

荷物を台の上で広げろと2人の検査員に言われ、しびしぶチャックを開く。


出てくる出てくる、買い付けた雑貨の数々。。

他の乗客に冷たい視線を浴びせられ、まともに言葉も通じないまま、 5分10分と時間は過ぎていく。


少しあせりだす 検査員は何度も「カスタムチェック」を繰り返す。

あまりよく意味がわからなかったのだが、おそらく税関への申告のことだと察しがつく。

しかし、そんなこと今からしている時間はない。


リストなんて作るのは今更無理。。大きくあせる。

仕方がねぇと思い、財布を見せると、案の定のってきた。


しまった、、ルピーはきれいに使いきっていた。

そういえば、空港でもちょうど過ぎて、水も買えなかったのだ。。

財布をのぞくと、1万円札とタイの100バーツ札と1バーツ札だけだった。。

1万円はとんでもないので、100バーツ札を渡すと、ドルでくれと言う。

ないと言うと、財布を見せろと言う。

しまいには、その1万円札でいいわ!

としぶしぶ言ってくるしまつ。 バカヤロー!!もう切れた。。


100バーツ札をそいつに投げつけ、無理やり荷物を片付けてやった。。


そいつは、しぶしぶチケット裏にサインして私に渡す。

そこでまた「おい、おい、こいつにもあげてくれよ」と若い検査員を指差す。


1バーツ渡してやった。しかし、鼻で笑われた。。

そうこうして、無事に関空に着き、家に帰ってわけも分からない娘にぐちる。。


本当に色々と大変だったけれど、楽しいネパール買い付け旅行でした

Copyright (C) 2007 pokhara All Rights Reserve